「人生ゲーム」等のボードゲームをよくホテルや旅館で無料または有料で貸し出しています。トランプや囲碁将棋の延長上で始まったサービスかと思いますが、これは著作権に抵触しないのでしょうか?
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企業はそれを売りたいんですから、いいんじゃないですか?
これをきっかけに買ってくれる人がいれば良い事だし。
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質問者さんの聞きたいことは、
①本来買うべきものを貸すことで、ボードゲーム製作者の利益をホテル側が奪っている形になっているようにみえるが問題ないか?②ボードゲームを購入者ではない人に見せている(例えば、版権キャラがボードゲームにでていて客寄せ効果があるように見える)が問題ないのか?のどちらかですかね。違っていたらごめんなさい。
回答ですが、①②とも契約(この場合は、ボードゲームの販売元とホテルとの売買契約)上の特別な取り決めがなければ問題ありません。つまり、契約で例えば「このゲームの貸し出しを禁ず」などと取り決めがなければ、売買が成立した時点で購入者(ホテル側)がどうしようが構わないということです。自分の所有物ですから。
質問者さんが著作権に触れていますので、趣旨がずれるかもしれませんが、主に②について少し込み入って話をしますと、「譲渡権の消尽」という言葉があります。これは、適法に譲渡した場合には権利の目的が達成されそれ以降の効力を失う、という考え方で、日本ではだいたい認められます(中古ソフトの売買は「白」という判決があります)。つまり、売買契約が成立した時点で権利者(ボードゲーム販売元等)には利益が還元されホテル側に製品が譲渡されたので、それ以降の貸し出しという行為には版権は及ばないと考えるのが普通ということです。
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質問の意味がわかりません。
例えば「人生ゲーム」に非常によく似た盤ゲームを勝手に作って売ったり貸し出したり、また紛らわしい名前を用いたりしているのであれば問題でしょうが、「企業等が非営利目的で使用する場合」市販のものをそのまま貸し出しても著作権法に抵触することはありませんね。
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